ヴァルヴレイヴ1~4話までの感想です。ちょいちょいTwitterに書いてるけど、マジでロボアニメ好きのツボを的確かつ高クオリティで提供してるよね。かなりキテマス。
ヴヴヴ、熟練のパイロットが超ハイスペック特機に技量で対等に渡り合う展開を1話から見せてくれるから信頼できる。
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月29日
刀を抜くと見せかけてフェイントで硬質残光を放つハルトもすごいけど、もっとすごいのは高機動戦闘中に一瞬の判断でそれを防ぐ熟練パイロットなんだよな。てか硬質残光かっこよすぎ… pic.twitter.com/GNn3iTg7ha
まず、1話での初戦闘がヤバい。主人公であるハルトは戦闘に関してはずぶの素人なんだけど、ヴァルヴレイヴの「1機で戦局を変えるほどの性能」で軍を圧倒する。ここまではアリがちな展開。ただ、ヴヴヴの凄いところはここから。
「圧倒的な性能を誇る特機に技量で対等に渡り合う熟練パイロット」を高クオリティな映像で出してくれるんだよね。高速戦闘の中で「刀を抜くと見せかけて硬質残光を放つ」という離れ業をやってのけたハルトだけど、それを一瞬の判断でガードする熟練パイロットという展開を魅せてくれている。
ロボットアニメの醍醐味として、「名もなき兵士が技量で対等にネームドキャラと渡り合う」というものがあると思うんだけど、それを1話からやってのけたヴァルヴレイヴには信頼しかない。さすがはロボアニメの雄たるサンライズ作品。
ハルト、エルエルフの身体になった途端身のこなしが軽くなりすぎてびびった。技能は体の所有者に依存するんだね。正面見据えて敵の目を撃ち抜いちゃうし、威嚇射撃しながら撤退までしちゃう。昼までホットドッグの大食いしてた人には見えないよ pic.twitter.com/fTrCqYv2LQ
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月29日
ところで、ハルトがエルエルフと身体入れ替わった時の身のこなしには驚いたよね。身のこなしはともかく、冷静にまっすぐ前を見据えて敵の目を撃ちぬくとか、昼までホットドッグの大食いしてた人とは思えないよ。
技術者が敵国のロボット調査しながら設計思想とかに関心持つシーンが好きだからヴヴヴ2話は推せる。あの出力なのにエンジンはこれだけなのか?なぜ人型なんだ?戦争とか関係ない純粋な技術者の興味が良い。 pic.twitter.com/BIuBMggJpQ
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月29日
1話で信頼できる戦闘パートを見せてくれたヴヴヴだけど、2話もまた推せる要素が増えてしまった。それが上記のツイート。技術者が敵国のロボットを調査するシーン、地味だけど良くない?それを丁寧に描写してくれたことに感謝だし、信頼できる。
ハラキリブレード、侍をモチーフとしたロボットは数あれど「切腹=腹切り」をそのまま機体特性に落とし込むのは異質だし、それをこれだけカッコ良く見せてしまうのは本当に革命だと思う。
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月29日
ピンチをチャンスに「火事場の馬鹿力」を発揮するところも和風モチーフのロボとして120点すぎて失禁しそう pic.twitter.com/HN1EZYr4w7
必殺技たる「ハラキリブレード」にも惚れた。侍をモチーフにしたロボットはいても、「切腹=腹切り」をそのまま期待を象徴する必殺技に落とし込んでいるのはかなり異質。腹を切って背水の陣で挑むのも侍がいたころの日本を感じさせてそうしたバックボーン含めて大好きです。いやほんと、まさしく「革命」だよね。
エルエルフ、尋問中にパイプ椅子のネジ外して反撃に出たけどどんだけ緩く締めてあったんだよって感じだし、そもそも軍人5、6人で囲んでたのに誰も気付かないってヤバいだろ。さすが平和ボケのジオール共和国 pic.twitter.com/jn2fkovaTG
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月30日
ヴヴヴ、かっこいいシーンの合間に結構なガバがあるのも好きなんですよね。
尋問中にエルエルフがパイプ椅子のねじ外してたけど、誰も気づかなかったのかと。
軍人があの距離で囲んでたのに気づかないの中々ヤバいし、指でクルクルしてるだけで外れちゃうってどんだけネジ緩かったんだよって感じでもある。流石は平和ボケのジオールだな。
ヴァルヴレイヴ、非登録パイロットが問答無用で死亡する仕様になってんのかなり惨いけど、機密保持の観点から見ると合理的だよね。脅威を排除しつつ、秘密を守れる pic.twitter.com/xPf2x7RHW5
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月31日
ただ、もちろんシリアスなところはシリアス。例えば、ヴァルヴレイヴに非登録パイロットが搭乗すると問答無用で死んでしまう仕様。むごい設定なんだけど、機密保持の観点から見ると合理的。脅威を排除しつつ、秘密を守れる。カッコいい戦闘とガバい日常、その合間にあるリアル。主人公機にただのヒーローとして描くのではなく、明確に「力の代償」を提示しているところに魅力を感じます。
拙者、刀を地面にガリガリさせながら走るの大好き侍なり。
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月31日
ゆえにヴァルヴレイヴ4話のこの描写はたまらなく好きでござる。
着地する前に足裏をしっかり見せてくるところも信頼できるで候。
3DCGなのにもっさりせず「自然な重み」を感じる走り描写も興奮でござった。 pic.twitter.com/N9jSs1XXlF
4話の戦闘での刀ガリガリがほんと好きなんですよね…。みんな好きでしょ?刀ガリガリ。それをロボットでやってくれるってんだから大興奮よ。着地前に足裏をしっかり見せてくれるところも信頼できるし、3DCGなのに「自然な重さ」を感じる走る描写が好き。
5話以降も楽しんでいきたい所存です。