遅ればせながら、ファフナーの先行上映会に行ってきたのでその感想でも。最初に断っておくと、私は表題の通りファフナーに詳しくないので色々間違ってると思いますが悪しからず。それでも良ければチェックプリーズ。
音楽とか戦闘とか
劇場のスピーカーから流れるナイトヘーレ開門は鳥肌立ちました。その後のマークザインも素晴らしかったですね…。これだけで見に行った甲斐があるってもんです。で、戦闘シーンは最高でしたね。特に真矢機の動きが好き。
何が好きって、SDPによる超常パワーを使わずにライフル一つで渡り合うこと。派手さはないけど、正確な射撃で一機ずつフェストゥムを落としていく。そこに魅力を感じるんですよ。予告でも流れた画面手前に発射するカットがたまらなく好き。
それにしても、TV版無印で射撃に自身がなかった頃の真矢が懐かしいね…。一騎がクロッシングで手を握ってくれるの最高にたまらない。
フェストゥムって敵なのか?
今回のフェストゥムって、従来のシリーズから明らかに一歩進んだ存在だと思うんですよね。これまでって、人間の姿かたちを模倣しても感情の部分が欠落してたと思うんですよ(紅音とか)。でも、今回は違う。目的があったとしても総士を育て、家族になり、ひとつの文化を形成してコミュニティで暮らしていく。
これって、かつての平和だった竜宮島そのものだと思うんですよね。そして、彼らに交戦の意思はない(一騎が「勝手な犠牲の上に成り立っている偽りの平和」とは言ってましたが)。だとすれば、視聴者目線からすると偽竜宮島に住んでいるフェストゥムは敵だと思えないんですよね。これは、彼らに育てられてきた子総士からすればなおさらのこと。
だからこそ、一騎たちによる襲撃が辛い。フェストゥム達の悲痛な叫びと、実質的な故郷を奪われる総士の怒りと悲しみ。子総士視点で物語が進んでいるからこそ、一騎たちが悪役に見える。特に、涙ながらに訴えるツバキちゃん(偽)をためらいなく同化したシーンは悪魔にも思える。
一騎達がやってることって、かつて自分たちがフェストゥムにやられたことの再現な気がするんですよね。それを思えば、今回のファフナーは「フェストゥム側の物語」に主眼を置く形になりそうです。これは、フェストゥムの側に立つ子総士のマークニヒトがOPラストカットを飾っていることからも有力かなと。良いよねアレ。今回は総士が主役!って意思をこれでもかと感じる。
話はよくわかってない
そもそも、子総士が何なのかさっぱりわかってないんですよね。一応、ROLからエグゾダスまで映像化されたものは全部見ていると思うんですが。まあ、ファフナーのカッコよさと真矢が可愛いければ何でもいいんですけどね(その真矢もTV版無印からずいぶん変わったよなぁ)。
真矢、時系列が進むごとに真矢らしさが消えていってるよな…。ファフナーの同化現象抜きにしても冷徹になってるし。OPでは穏やかな表情をしてるカットもあるから少し安心だけど。というか、真矢の声良いよね。最高。
なんか他にも色々書きたいことがあった気がするんだけど、とりあえずこれで。また何か書きたいことがあったら追記しますかね。ほんと、後から修正効くのがブログのいいとこですわ。動画だとこうはいかない。