スパロボ道

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今後のゲームで有名人起用が増えるか

ジャッジアイズがキムタクを主役に採用して大きく盛り上がりましたが、このような著名人起用は今後も増えるのか考えてみました。結論から言うと、「実在する人物の起用は増える」と思います。

 

 

有名人をゲームに起用するメリット

まず、ゲームで有名人を起用するメリットは、普段ゲームをやらない層への請求力が高いことでしょう。CMなどでリアルに再現された有名人が登場すれば、「お、すげえ!最近のゲームはこんなにリアルなのか」と関心を引くことができます。最近では、ジャッジアイズのキムタクがそうでしょう。

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「あ、キムタクじゃん。新しいドラマでもやるのかな?」からの「実はゲーム」はインパクトが大きい

もちろん、ゲームでの芸能人起用は昔からあります。一例を挙げると、PS2時代にはサイレンで斎藤工さんが主人公役をされていました。しかし、今と昔とでは状況が変わってきます。

 

現在ではグラフィックが向上しており、もはや実写と見紛うほどのレベルです。そうなれば、実在する人物をよりリアルに描写できるようになり、「あの人がゲームに出てる!操作できる!なりきれる!」と、今までのゲーム体験にない感動を味わうことができるでしょう。違和感がなくなることで、プレイヤー側も受け入れやすくなるのです。

 

これは、実在している人物でなければできないことです。実際、ジャッジアイズは「キムタクが如く」なんて言われ、Twitter等のSNSで大きな盛り上がりを見せました。何をするにも「×キムタク」となり、そのシュールさが面白さに繋がっている事例です。

 

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自分がキムタクになり、コンビニで暴れるという未知の体験。画像はhttps://www.gamespark.jp/article/img/2018/12/18/86142/275855.htmlより

グラフィックレースからの差別化

芸能人起用で独特の面白さを提供できるのはこれまでに述べたとおりです。これが、今後のゲームで重要な要素だと考えています。

 

それはなぜか。「ゲームのグラフィックで差をつけるのが難しい」と考えているからです。PS3のころ、FF13が圧倒的に美麗なグラフィック(と光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士)を売りにしていました。しかし、PS4世代ではその時ほどのインパクトを出せていないと思います。

 

もちろん、反論はあると思います。「PS3とPS4じゃ全然違う。お前の目は節穴か?」と。その言い分は十二分にわかります。ただ、普段ゲームをやらないライト層にはどうでしょう?パッと見、PS3とPS4の差がわからないと思います。

 

PS1→PS2→PS3ほどのわかりやすい変化がない。

FFで例えると、7→10→13の流れです。7で3Dを使った立体的な表現、10ではリアルな等身と表情、CGパートでの実写さながらの映像美。そして13では、そのCGのクオリティのままゲームを遊べるようになりました。

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当時ファミ通を読んで衝撃を受けたことを思い出します

ところが、PS3→PS4、FF13→FF15ではそれまでのハードの変化によるわかりやすい衝撃はなかったように思います(13が凄すぎるってのもありますが)。髪の毛は一本毎に設定されていたり、服はより「素材感」が際立つ、細部まで凝った表現ができるようになりました。

 

ただ、それはあくまでも細部。土台としてのグラフィック表現はPS3で完成していて、PS4はそのブラッシュアップといったところ。

 

潜在顧客への請求

となると、グラフィックだけでライト層を引き付けるのは難しい。そこで出てくるのが芸能人起用なのです。芸能人が出ていればそれだけで話題になりますし、ディテールを極めるグラフィックレースからそれて独自性を出すことができますし、ハード性能の進化によりかなり忠実にモデルを再現できる。これが追い風。

 

今後発売予定のゲームでも、デスストランディングが俳優を起用しています。「差別化」「話題性」「見込み客への請求」といった3つのキーワードから、今後は有名人起用がより活発になるんじゃないかなと思います。