Gジェネクロスレイズ、戦闘アニメが最高ですね。
さて、そんなGジェネですが、同じくシミュレーションゲームで戦闘アニメが売りの「スパロボ」と対比されることも多いかと思います。今回は、両者の戦闘アニメの違いについて書いていきます。
結論からいくと、スパロボは「カットインも含めた原作再現」に特化し、Gジェネは「動きは再現しつつもカットインは汎用的」です。
ガンダムで考えてみましょう。
Zやνガンダムといった宇宙世紀ガンダムは乗り換え可能で、少し前のスパロボではだれでも最強技を使えました。しかし、近年では「アムロ専用」「カミーユ専用」といったように、最強技は元のパイロットでないと使えない仕様になりました。
これは、カットインも含めて原作再現をするためでしょう。
例えば、ウェイブライダー突撃のカットイン。
劇中を再現したカットインですが、汎用カットインとは異なり専用カットインなため、乗せ換え時には使えません。劇中の再現度を高める代わりに、乗せ換え等の遊びの面で制限が入る形ですね。
一方のGジェネは、劇中の動きは再現しつつもカットインは汎用的です。これは、Gジェネが「設定よりも、乗せ換えなどの自由な遊びを重視している」からでしょう。
例えば、本来なら鉄血のクーデリアやアトラはMSに乗れないわけですが、Gジェネでは制限なく乗れちゃいますし、「トランザム」とか言っちゃうわけですよ。そういう「ガンダムの世界で自由に遊ぶ」ことを重視しているからこそ、カットインも汎用的にしているのでしょう。

同じガンダムであっても両者の戦闘アニメの方向性はクッキリ別れ、より差別化が進んでいくのでしょうね。