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アニメ総評

冥王の力の前にひれ伏すがいい…!「冥王計画ゼオライマー」視聴後感想

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スパロボで知ってはいたけど、アニメは見たことがなかったゼオライマー。

ようやく冥王の力の前にひれ伏すことができたのでその感想を。

スパロボ道の感想記事など天には届かぬ…!

メイオウと八卦ロボ

ゼオライマーといえば、なんといっても圧倒的なパワーが魅力でしょう。

他の八卦ロボを一機で凌駕する様は見ていて爽快。

八卦どもに小細工など必要ない。

天のゼオライマーの力を見せてやる…!

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有名な「天」演出はスパロボのオリジナル。考えた人を次元連結システムのちょっとした応用で冥府の王にしたい

そんなゼオライマーに挑む八卦ロボも魅力的で、特に月のローズセラヴィーがお気に入り。

こいつの主武装はルナ・フラッシュっていう指先からビームを放つ技なんだが、これがかっこいいんだ。

だが、月のローズセラヴィーのカッコ良さはこれだけにあらず。

なんと、ビームを収束させて剣のようにすることができるのだ!

こんなん惚れるに決まってるやん。

月の力を思い知れ!

冥府の王とマサトの苦悩

ゼオライマーに乗ることで徐々にその人格を露わにした冥府の王、木原マサキ。

冥府の王ってなに、だって?説明しよう!

いきなり美久にキスしたかと思えば服を破きだすヤバいやつだ!

 

恥ずかしがる美久に対して「その反応も推論型AIにしては中々だ」とかクールぶって言ってるけど…この人ただの変態だよね?

だって、美久を作ったのもマサキでしょ?で、見た目も自分好みに作ってるわけじゃん?

人形風情がとか言ってるけど、「自分好みの女の子を創ってキスしてる」って考えると相当変態だぜ?なんなんだこいつ。

ただ、やはり冥王は冥王。

ゼオライマーに乗るとその圧倒的パワーで八卦どもを一網打尽。

「チリ一つ残さず消滅させてやる…!」や「チャージなどさせるものか…!」といった「冥王語録」も合わさってインパクト大です。

 

…が、変態の王冥府の王に好き勝手させるわけにはいかない。

彼に封じられているマサトも必死に抵抗し、なんとか自我を取り戻す。

復活したマサトを美久は喜ぶが、マサトの表情は暗い。

 

「僕は秋津マサトでも木原マサキでもない。どっちにもなり損ねた、ただ生きているだけの人だ」

思えば、普通の学生だったはずのマサト。

親だと思っていた人は赤の他人で、しかも自分は試験官ベビーだった。

その上、世界を破滅させようとしている人間のクローンだなんて…。

 

苦悩の末、マサキの野望を止めるため立ち上がるマサト。

日本政府に見送られながら最終決戦に赴く様は、気弱な少年ではなく戦士として成長した姿だった。

八卦衆の恋・コンプレックス

ゼオライマーのパワーやマサキにばかり目が行きがちだが、八卦衆の恋やコンプレックスも物語にアクセントを加えている。

タイハと幽羅帝の恋、ロクフェル、サイガ、ギソウの三角関係、リツや双子の自身へのコンプレックス。

 

創られた存在でありながら、マサキよりも人間味を感じるのは面白い要素。

これは美久やマサトにも言えることで、人工的な存在である彼らは美しい心を持ち、その創造主たるマサキは醜悪な心を持っているというのが印象的だった。

 

全4話という短さから気軽に見やすいゼオライマー。

君も一緒に、チリ一つ残さず消滅しよう!

 

ゼオライマーを見る

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