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【スパロボOG】未プレイ視点から見るOGと今後のスパロボ【新規参入しづらい】

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OGMDが発売してからはや3年。OG2からMDまで4年かかったことを考えると、次回作は2020になるでしょう。そんなOGですが、そろそろ限界なんじゃないか?と思っています。

知ってるキャラがいない

当たり前ですが、OG未プレイの身からするとOGキャラって全然知らないキャラなんですよね。これは版権スパロボの未視聴作品も同じことです。ただ、OGの場合は「関係性が続いている」ことが新規が入りにくい要因だと思います。世界観然り、キャラ然り。地続きになっているからこそ、途中から入りにくい。

未プレイの身からすると、ファンに向けたサプライズ要素も全然響きません。ムゲフロからハーケン登場!とか、グレイトバトル要素があるぞ!とか言われても「?」でしかないのですよ。

私は、OG自体がスパロボを遊んでくれた人へのファンサービスという認識を持っていますが、そうなると20代の新規はなおさら入りにくいんですよね。だってスパロボの過去作遊んでないんだもん。

だから、OGMDが新規層に向けて今までのあらすじを公開してたのって効果が薄いと思うんですよね。そもそも興味を持たれていない。新規を獲得したいなら、やっぱり世界観やら何やらを一新した上で、スパクロやVTXのオリキャラみたいな新しめのキャラを入れる必要があると思います。

知らない作品が多いから買わないという層でも、「あのアニメが出るなら買おうかな。」となりますが、OGの場合はそのとっかかりがない。スパロボ未プレイ者へのトリガーがないのです。フラグシップたる版権スパロボでさえ国内売上が落ちている中、さらに購買層の限られるOGに4年もの時間を掛けてしまっているのは時代に合わない気がします。

長く続きすぎ

OGの問題点は長く続きすぎていることだと思います。zシリーズもですが、地続きのシナリオが何年も続いてたらそりゃ途中から入りにくい。ただ、版権スパロボの場合は「あのアニメ出てるじゃん!よくわからんけど気になるな」と今まで外部にいた人へのトリガーがあります。

ところが、OGは元々スパロボをプレイしていた人向けなのでそうしたトリガーがない。請求出来るのは既存のスパロボプレイヤーという狭い枠の中だけなのです。

今後のOG

スパロボVでのヒュッケ、グルンから始まった本家へのOGゲスト参戦、描き下ろしを引っさげてのスパクロへの度重なる出演、そしてDDにもアニメ版デザインでアルトアイゼンが登場決定。

確実にOGキャラ・機体への需要を感じつつも、「スパロボOG」という一本のソフトとして独立させるのはもう厳しく、こうしたゲスト的な立ち位置での登場にシフトしていくんじゃないかなと予想しています。

おそらく次回作で一旦完結でしょうが、その後にまた独立した1本のソフトとして仕切り直すか…と言われると、やっぱり微妙な気がします。だったら、トーセにはまた版権スパロボを担当してもらいたい。BBスタジオの1年間隔リリースには無理を感じる部分がありますし、エーアイもDDの開発にメインで関わっていそう…となると、トーセに戻ってきてもらう必要があると思います。

ロボアニメは増え続けているのにスパロボ側が対応しきれていないし、旬の作品がスパクロに出てそれっきり…なんて状況も防ぎたいですからね。超理想を言えば、BB、トーセ、さざなみが1年ごとに新作を出せれば最高ですよね。

これなら、それぞれ2年の開発期間が得られますし、素材の流用も減らしてマンネリ感を減らせる。開発会社ごとに参戦作品を分散させれば、素材の流用があってもそこまで既視感は感じないでしょう。復活要望の多い既存作品を参戦させる余裕もできる。

そして、このサイクルが安定してくれば、再びBBがシリーズものに挑戦する余裕が出てくる。単発3部作のように1年間隔でリリースすれば参戦作品の横槍も大きなダメージにはならないでしょう。

おそらくクリスマスの生スパちゃんで新作の発表があるでしょうし、それ次第で今後の展望がわかりますかね。

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