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スパロボ スパロボ考察

【スパロボ】世界観の基幹枠は新規作品とは限らない【既存作も目玉]

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スパロボでは様々な作品の設定をミックスして1つの世界観を構築していますが、その中でも世界観のベースを担う「基幹枠」とも呼べる作品があります。

直近の作品で言えば、Vのヤマト、Xのワタルがそうです。

スパロボVにおけるヤマト

スパロボVでは、PVの時点で地球がガミラスにやられているという点を強調しており、この時点で「今作はヤマトが世界観の根幹にありますよ」ということを明示していました。実際、序盤の5話ほどは「ヤマトの世界にガンダムがお邪魔している」レベルの展開になっていました。

ヤマト艦内も部隊全体の母艦となることが多く、艦長である沖田も天駆の指揮官として非常に大きな存在感を放っていました。

スパロボXにおけるワタル

スパロボXでは、アルワースという異世界を舞台に各作品のキャラクターが召喚されるという設定でした。その中で、グレンラガンやクロスアンジュのように元々アルワースに内包されている作品もありました。そのうちの一つがワタルで、アルワースから元の世界に帰還するためには、各階層のボスやドアクダーを討たなければならないという設定でした。

また、各階層のボスはただ倒すだけでなく、青葉とディオのカップリングに絡めたり、カミーユが戦線に復帰するきっかけを作ったりとメインストーリーの軸になりつつ、各作品の見どころにも繋がっていました。

基幹枠は新規だけなのか?

上記2作品は、いずれもそのスパロボにおける目玉ともいえるタイトルでした。

では、基幹枠はそのような新規作品だけなのか?と言われると、そうではありません。

新規であるかそうでないかに関わらず、「そのスパロボにとっての目玉」であり、かつ各作品に繋がりを持たせるような作品であれば基幹枠になり得るのではないか、と考えています。そう思ったきっかけになったのが、Tのガンソードです。

スパロボTにおけるガンソード

スパロボTでは、Kから10年ぶりの参戦となるガンソードが基幹枠であったように感じます。シナリオでは、カギ爪の男を倒すことがあの世界での共通目的でした。もっと言えば、ヴァンの行き先が部隊全体の行き先であるようにも感じました。

ヴァンに惹かれてドモンやアキトといったアウトロー組が集まっているような、そんな一体感がありました。エンドレスイリュージョンの設定も大いに活用されてましたし、今回の基幹枠と言って差し支えないでしょう。

今後の基幹枠

なぜ、今回こんな記事を書いたかって言うと、私の中にあった「基幹枠は新規」という常識にも似た思い込みがTで崩れ去ったからです。次作スパロボを予想する上で大事な観点かなと思いましたので、こうしてせっせと書いているわけですね。

私なりに基幹枠になりうる作品は何かというのを考えてみたんですが、以下の3点のいずれかに当てはまっている作品かなと思いました。

1.一つの土壌を作れるほど強力な設定を持った作品

2.各作品を繋ぎ合わせることの出来る柔軟性を持った作品

3.参戦自体が大きな話題を呼ぶ作品

1はワタル、2はガンソ、3はヤマトのイメージです。この型に当てはめていけば、今後の参戦予想もしやすくなるのかなと思います。まああくまで妄想の域を出ないわけですが。

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