第25話 バカがヨロイでやってくる
オープニングのレイ、色が薄くなってますね。ガンソードのOPはシナリオの進行に合わせて細かい変化があるから見ごたえがあります。平静を装いつつも苛立ちを隠せないカギ爪。「夢が私を死なせない」
今までに見せたことのない怒りの形相をみせるジョシュア。レイが命を懸けて奪った「夢」。その夢=システムが復旧してしまっては無駄死にになってしまう。
それぞれが己の役割を果たすため奮闘する。だが、バースデイは起動した。このままでは…。
そこへやってきたのは…ヴァン!
アイツが帰ってきたか…これで安心して眠れる。「そりゃ勇者のいうセリフじゃないな」ついにカルロスが目覚める!好きな人のため…プリシラも復活!反撃の狼煙は上がった!
対照的なカルメンとファサリナ。かわいらしさ、故郷を思う気持ち。お互いにないものを、欲しているものを持っている。出会い方が違えば、きっと…。
ミハエルをまっすぐに見据え、銃を構えるウェンディ。その覚悟、最後まで見届けたい。
第26話 タキシードは明日に舞う
死んだ人間を生き返らせる。私は死に、あなたは花嫁を取り戻せる。みんな幸せ。
「エレナは死んだ!お前が殺したんだ!俺からエレナの死まで奪う気か!死んだやつはな…絶対に生き返らないんだ!」
「君はつまり…バカなんだ!」
死ねぇ!てめぇこの死ねェ!
ついに…ついにミハエルを撃ったウェンディ。崇拝するカギ爪を否定され、ウェンディの首を絞めるミハエル。しかし、カメオに噛まれたことで我に返る。実の妹に手をかけた事実。その事実に呆然とし、力なく崩れ落ちる。
お嫁さんってのは…幸せで、幸せで…エレナァァァァァァァァ!!!
「ウェンディ、お前が正しいのかもしれない。だけど、僕の選んだ道も正しいと思うんだ。だから、僕は僕の道を行くよ」
「僕が間違ってたよ!君たちが正しい!」と安易に結論を出さず、自分の答えを見つけるために背を向ける。この前向きな別離がいい。
ピンチに陥ったヴァンをカギ爪の元へ送り出すエルドラV。かつてと逆のシチュエーションに胸が高鳴る。
ついにカギ爪との対面。言葉はない。長い旅は、この一瞬のために。
海、サイコー。自由を愛するキャプテン・カイジ、脱出のために手を貸してくれます。海の男、サイコー。
勝利の祝杯を挙げる一同。そんな一同を横目に歩き出したヴァン。
次回予告とナレーションは、カギ爪打倒後の取材だった!黒づくめで発見された遺体はヴァンではないのか?というものだったようです。しかし、ウェンディ含めて関係者全員が否定。なんたって「不死身のヴァン」だからね。
そんな折、不意に開くドア。「すいません、何か食べ物を…」
痛快娯楽復讐劇、ここに完結!