いまさらですがGジェネ新作のインタビュー内容が興味深いものでしたので触れていこうかと思います。
モデルの流用がない
今回の参戦作品が4シリーズな理由を述べています。
気になるポイントは「モデルを1から作り直しており、その分時間がかかる」というところ。まあ当たり前と言えば当たり前ですが、やはりクオリティを高めようとするとその分参戦作品数は減るよねと(外伝いっぱい出るし機体数は前作より多いとのことですが)。既存モデルを流用することで短スパンで新作を出している現行スパロボとは真逆ですね。
…しかし、流用なしでフルモデルチェンジした新作を出してくるとは驚きました。ガンダムというビッグタイトルだからできたことなんでしょうか。
キャラゲーも海外展開が必須
STEAM版を用意した理由を述べています。
繁体字を用意するということで、やはり中国市場は大きなマーケットのようです。AAA級のビッグタイトルが海外を重視しているのはわかっていましたが、今はキャラゲーも国内だけではやっていけないのでしょうかね。ジャンプのお祭りゲー「ジャンプフォース」も海外を意識した作りになっていますし。
その他多数の気になる内容
また、ファミ通発と思われる気になる記述がネット上にあったのでそちらも。(まとめサイトからの情報をネタに使うのはどうなんだろうなぁと思いつつ。ちゃんと1次情報源の雑誌を買うべきだよね…)
・ジェネシスの開発中にクロスレイズの構想があり、プロジェクトとして立ち上がったのが17年の初め頃
→前作の開発中には次作の構想が立ち上がっていたと。まあそうだよね。スパロボの場合は「流用前提で数作出す。ある程度参戦作を決めつつ、ユーザーの反応を見て発売後次作の新規を決める」という流れだったんじゃないかなと思います。
・回避モーションや作品ごとのアクションがある
→より「なめらか」な戦闘体験を味わえそうです。ここでいうなめらかとは「攻撃→回避→反撃という一連の流れが連動している・切れ目がない」ということです。
スパロボの場合はここが課題になっているようにも思っていて、「棒立ちで攻撃を受けたりクルクル回転する・回避もスライド移動」と、戦闘アニメの進化についていけてなくてシュールです。個人的にはそれも「味」だと思っていますが、このままでは廃れていくような気もします。
・圧倒的なボリュームであらゆる機体を網羅したGジェネを追いかけている。クロスレイズはその通過点
→時間をかけてコンセプト毎に(今回は一部アナザー)高クオリティな戦闘アニメ資産を溜め、最終的にはすべてを合わせた「図鑑」的なゲームを出す構想がある、ということでしょうか。このご時世にコンシューマーでそれをやろうという気概が頼もしく、希望があります。
戦闘アニメ資産を作って次に活かす、というのは現行スパロボも同じかもしれません。3Z、V、X、Tの戦闘アニメ資産を使って30周年に大ボリュームの新作を出すんじゃないか?という一つの予想があるのですが、どうでしょうね。