スパロボって当たり前のように参戦作品の版権曲を流してますけど、これって実はすごいことなんじゃね?と思いました。
他の版権クロスオーバーだと、版権曲を採用していないことも多い
スパロボやってると版権曲があるのは当たり前のように感じますが、採用してないゲームも結構あります。ということでちょっと羅列してみます。
Jスターズ
限定版でアニメ楽曲を採用しているものの、通常盤にはアレンジ曲など一切なし
超ヒロイン戦記
それっぽい曲は流れるものの、やはり版権曲はなし
スーパーヒーロージェネレーション
通常盤にアレンジ曲あり。限定版に原曲もあり
アナザーセンチュリーズ
通常盤に原曲を採用する時代が生んだ化け物。3での採用となったが、前作2に原曲を収録したverも発売された。狂ってやがる…
バトルロボット魂
やたらマニアックな選曲をしていた変なゲーム。でもギアス勢にnightmareを採用したのはグッジョブ。何気にファフナーを動かせるアクションゲームであり、貴重。
版権曲がもたらす没入感
やっぱり、版権曲があるのとないのとじゃ全く違いますよ。上記のプレイ動画を見ていても、やはり版権曲がない作品は物足りなさがあります。「この作品と言ったらこの曲だよね!」といったように、曲と作品は密接に結びついてると思うのです。
ファフナーの戦闘シーンにナイトヘーレ開門が流れなかったら違和感凄くないですか?その作品を象徴するような楽曲の有無は、やはり没入感に直結すると思います。
スパロボは「採用曲の幅が広い」
版権曲を採用しているゲームはあっても、各作品1曲、あっても2曲というパターンが多いように見えます(クロスオーバータイトルの場合)。
しかし、スパロボの場合は1作品で3曲以上収録されてることもあります。そして、それがシナリオの進行に合わせたチョイスだったり、シチュエーションにマッチしていたりします。
例えば、スパロボWの「レッツゴー ゲキガンガー3」等ですね。作品全体を象徴するような曲でも、汎用的な楽曲でもありません。ダブルゲキガンフレア専用という極めて限定的な局面で採用されています。
これは先ほどの「没入感」にもつながってきますね。クロスオーバータイトルでここまでニッチな曲を採用するのもなかなか珍しい気がします。
版権曲を採用することはあっても、特定のシチュエーション用に曲を用意するのは特殊なんですかね。私が他のゲームに疎くて知らないだけとも思いますが。
サウンドエディションの収録曲を見ても、スパロボが「シナリオへの没入感」を重視しているのがわかりますし、今後も強化していきたいところなのでしょうね。