スパロボ道

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スマブラSP 桜井さんが「全員参戦」の奇跡を語る

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発売から1週間経ち、YouTubeなどで加速度的に盛り上がっているスマブラ。そんなスマブラの生みの親、桜井さんのインタビュー記事が公開されました。

 

 

開発は「全員参戦」ありきでスタート

 

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全員参戦はほんとに衝撃的だった…1

 

スマブラSPは、生放送で衝撃を与えた「全員参戦」が前提でスタートしたとのこと。ちなみに、参戦キャラクターは1名を除いて決まっていたとか。それがガオガエン。

 

企画書ができたのは2015年12月ですが、1年後にポケモン最新作である「サン・ムーン」の発売が控えていました。そのため、1枠だけファイターを残しておき、発売後にガオガエンの参戦を決めたという経緯だそうです。

 

開発時期

本格的に開発がスタートしたのは2016年の2月だそうです。スマブラforのDLCが終わってからですね。つまり、DLCを作りながらも、既にSPも並行して開発していたということです。

 

めちゃくちゃハードスケジュールですよね。でも、DLCは普通の開発よりも規模が小さいから多少は楽だったそうです。スマブラの規模だから、それでも相当なもんだと思いますが…。

 

ゲームスピード

今回はテンポの良さを重視しているとのことです。これはラグの関係でオンライン対戦での足枷になる面もあるようなのですが、それでもやったのは「みんなで集まってワーッと楽しむ」ことを重視したかったからだそうな。

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ファミ通より

ただ、これらの調整はゲーム的に楽しければ正解、というわけでもないようです。例えば、ぶっ飛ぶスピードがアップしたことでキャラを見失いやすくなったりします。スマブラXでは、Wiiの爆発的普及によってライト層が急増。となれば、DXのようなスピード感じゃいけないよね、という考えがあったそうです。

 

そのため、テンポアップはあくまでも時代に対する最適化ということのようです。めちゃくちゃ考えられてるんだなぁと思いますね。

 

スピリッツの選定

スピリッツ専門チームに候補を出してもらい、シリーズの多さなどから調整していったそうです。

超化するスピリッツの選定は、シリーズをまたいで登場したり、作品によって別の姿を持っていると選びやすかったそうです。メタルギアのスネークとかですかね。

 

新ファイターについて

 

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ファミ通より。イカちゃんはジャンプモーションが可愛すぎて好き

 

インクリングはめちゃくちゃ苦労したファイターだそうです。というのも、「色を塗る」ということに対して、技術的な壁があるから。全キャラクター・ステージに塗られる表現が必要で、とにかく手間がかかったとのこと。

 

ほんと、ありがたい話です。

 

リドリーは、「純然な悪」がコンセプト。クッパやキングクルールはコミカルな一面がありますが、リドリーは完全な悪。そのため、参戦PVや技もシリアスなイメージになっているそうです。

 

ドラキュラシリーズの選定理由

スマブラforの投票で人気だったこと、新しいコンテンツを足そうとなったときに選択肢が少なくなっていたことがあるようです。個人的には、メタルギア絡みでコナミとなんかあったんじゃないかと勘繰ってしまいますが、どうでしょう。リヒターがかっこいいんでなんでもいいですが。

 

脇役だから、輝く

ヒーローばかりだと面白くないよね、という考えがあるようで、その主流ではないキャラクターの一人(?)にパックンフラワーがいるようです。確かにこれはわかる話で、癖が強かったり、インパクトのあるキャラがいると全体が締まる感じがします。

 

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ファミ通より。衝撃の参戦でしたね

 

白の中に黒が一点あったら目立つみたいな。RPGなんかでも、サブキャラがうまく雰囲気に一役買ってたり、深みを出してたりするじゃないですか。

 

例えば、ペルソナ5のコープだって、三島や武見先生とのエピソードがアウトロー感や汚い大人に対する憤りを増幅しているし、物語に説得力が出て没入感が増したりする。

 

脇役だからできることがある、ということですね。

 

オンラインはバランスを重視

e-sportsだけを重視しているのではなく、全方位に対応させるのが方針だそうです。ガチゲーマーは勝つことにこだわって楽しんでいいし、初心者にもいろいろな要素を楽しんでもらいたい、だからこそステージやアイテムを頑張っている、と。特定の方面を重視させるのではなく、色々な要素を楽しんでもらいたいという思想です。

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ファミ通より。VIPルームは、初心者とガチ勢が頻繁にマッチングしないようにする意図があるそうです

 

こういうのを見ると、桜井さんだからこそスマブラは成立しているんだと思いますね。

オンライン戦績も、勝ち数だけの記録でいいと考えているそうで、勝率とかを深く掘り下げない方がいいと考えているようです。負けが続くと楽しくなくなってきますからね。

 

ほんと、Twitterの議論がアホくさく感じますよ(もちろん、ガチ勢同士で楽しんでいるのを否定する気は全くありませんよ)。楽しみ方は人それぞれでそれを尊重してくれる懐の広さがスマブラが人気の理由だと思いますね。

 

なぜ、カービィだけが生き残ったのか

 

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ファミ通より。

 

発表当初から「カービィが残ったのは桜井のえこひいきだ!」と声を荒げる悲しい人が結構いました。それについて桜井さんがアンサーを出しています。簡単にまとめると

 

  • 果ての星々まで巻き込んだ攻撃なので、無能力者、物理的速さ、ちょっとしたテレポートでは逃れられない
  • ベヨネッタは可能性があったが、原作の敵がスピリッツ化しているため逃げられない
  • パルテナは都合よく奇跡を起こせないからアウト、神々もスピリッツ化している
  • ベヨネッタとパルテナが最初の操作キャラというのは厳しい(性能が複雑)

これらから、ワープができて操作が比較的簡単、となるとカービィしか選択肢がなかったとのことです。こうしてみると、妥当なチョイスですよね。

 

まとめ

ガチゲーマー向けの調整もしつつ、カジュアルにみんなで楽しむことを重視していますね。どんな人でも楽しめるお祭りゲームということで、尋常じゃない作業量・熱量を感じるインタビューでした。今は全力で楽しみつつ、DLCに期待したいです。

 

ジョーカーの予想もしてます。

 

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