スパロボにありがちなのが、「原作では超やばいやつなんだけど、他作品との兼ね合いでスケールダウンする」現象。
あと、性格がマイルドになったりね。
もちろんそこが魅力ではあるんだけど、ちょっと残念なところでもあります。
でも、スパクロは参戦作品を小規模化することでこの点をクリアしていたりします。
スパクロに見る「原作基調型クロスオーバー」
先日、こんなツイートをしました。
スパクロのいいところは、「原作の脅威をスケールダウンさせることなく表現できる」こと
例えば、ネタにされがちなエンブリヲ。ネーナイベントではクロス先が00・ダンバインだけで、それぞれクロアン世界に転移した状態。→— 中山おにぎり@ふんわりブロガー (@become_onigiri) 2018年12月23日
スパロボVのブラックノワールのように上位存在がいないから、調律者としての存在感を遺憾なく発揮できる。ネーナイベでは「兄兄ズのホムンクルスを作り、ネーナの目の前で自爆させる」なんて外道なこともしてくる。→
— 中山おにぎり@ふんわりブロガー (@become_onigiri) 2018年12月23日
スパロボでは、他作品と交わることで脅威度合いが相対的に下がることがあるけど、交わる作品を絞ることで「原作での脅威を脅威としたままクロスオーバーさせる」ことができるってのがスパクロの魅力であり、本家ではできないことだと思う。同じこと何回も言ってんな。まとまらないけど、そんな感じ。
— 中山おにぎり@ふんわりブロガー (@become_onigiri) 2018年12月23日
つまり、
- 参戦作品を小規模化
- 舞台を一つの世界にまとめる
- 上位存在を1人にする
これで、原作の脅威をそのままにクロスオーバーを展開することができます。
そして、それができるのはスパクロだけ。

何かとネタにされがちなエンブリヲも、作品を絞ることで「調律者」としての絶対的な強さを表現可能
本家では難しい
本家でもDLCシナリオで出来なくはない…かもしれません。
が、スパロボXの「革命の世界」前日譚のような人同士、同規模の戦いなら大丈夫ですが、エンブリヲのようにケタ違いの敵が出てくると、どうしても話が大きくなってしまうでしょう。
本家に近いスパロボDDが出てきたことで、スパクロの立場が危ういんじゃないかと心配する声も出てきました。
しかし、DDがシナリオも本家形式であるのを考えると、スパクロのイベントシナリオというのは他のスパロボとは大きく差別化できるオンリーワンな個性なんじゃないかなと思います。
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【スパクロ】スーパーロボット大戦XΩがサービス終了 5年間の運営に感謝
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