年の瀬が近づき、平成もそろそろ終わりが見えてきましたね。プラネットウィズをはじめ、今年は良質なロボアニメが多かったように思いますが、来年はどうなんでしょう。冬〜春のロボアニメを調べてみました。
エガオノダイカ
放送日:1月4日
キャッチコピー:笑顔でしか自分を守れない少女、笑顔で世界を救う少女
特記事項
タツノコプロ創立55周年企画作品
まずはこちら、オリジナルロボットアニメ「エガオノダイカ」が年明けすぐの放送となります。正直、PV見ただけじゃ話がよくわからなかったです。王女は歌でみんなを救いたいけど、戦争してるのが現状って感じ?何はともあれロボットを見ましょう。
メカニック
ソレイユ王国
ロボット呼称:テウルギア
ホワイトカラーでまとめた騎士のような見た目が特徴的です。どの機体にもカラビナのような部位があるのが個性的。
ガルド
ガンランスとシールドという比較的オーソドックスな装備のロボットですね。頭部の形が特徴的で、まるで飛行機みたい。出っ張りはインベルを彷彿とさせます。
説明によると、機動性を活かした切り込み役が得意みたい。???「切り込み役なら、ダンバインがやる!」
腰回りのデザインが独特ですよね。特に、股下のカラビナみたいなやつが気になります。全体を俯瞰すると「普通」な印象なのに、部位ごとに見ていくと結構特異。
おいおい…後ろはもっとすごいことになってんぞ。まず注目したいのが肩のタンク。よく見ると、それぞれガンランスとシールドに繋がっています。どうやら、エネルギータンクと見てよさそうですね。
一番目を引くのは、腰部分のプルタブですよね。ほんとなんなんでしょう、これ。正直全く予想がつかない。スラスターじゃないだろうし、展開するとも思えない。これだけ目立つとなるとただの飾りということはなさそうです。
スクワイア
前衛でガルドのサポートをする、縁の下の力持ちみたいな機体。ガルドがシュッとしたシルエットだったのに対し、こちらはずんぐりむっくりな感じ。頭部も丸みを帯びており、目は複眼チックです。
パッと目に付くのは胸部の緑色のアタッチメント。ミットみたいなもんで、攻撃を吸収する役割があるんじゃないかなぁと思いますがどうでしょう。
左肩のナイフもいいアクセントになっています。でも、武装がそれだけだと寂しくない?と思っていたら…
ナタみたいなの積んでる!さらに、逆側には打撃武器のようなものも付いてます。結構殺意高そうな機体ですね…。換装武器をむき出しにしているのが漢らしくて好きです。
クリバノフ
モグラかな?あまりにも特徴的なお顔がインパクト大。役割的には遠距離からの砲撃によるサポートだそうな。
全体的に四角いパーツで出来ていてカクカクした印象。股の広さが余計にスクエア感を助長しています。
随分と長い獲物をお持ちですが、これはどうやってくっついてるんでしょう?一瞬、ギロチンかと思いましたよ。
背面には予備バッテリーのようなものが付いています。サポートには必要十分な割り切った装備だと思います。
グランディーガ帝国
ロボット呼称:テウルギア
王国とは打って変わってミリタリー感のある配色。遊びのないデザイン・装備が戦争に特化した軍事機体を思わせる。
クレーエⅠ(クレーエアインス)
武装を変更することで近~遠まで対応可能なオールラウンダー。小隊編成により様々な局面に対応可能とのことで、優秀な量産機のようです。
深い緑がミリタリー感を醸し出しており、各部の切れ目がカチッとした硬い印象を与えます。あと、何気に顔がカラスっぽい。
腰のスカート、脚をはじめとした各部に入っている暗い青色がいいアクセントになっています。これがあるおかげで、ほぼ同色で塗られているにも関わらずのっぺりした印象を受けないのかと思う。
クレーエⅡ(クレーエツヴァイ)
クレーエⅠに重装甲パーツを装備した機体。長身な銃、肩のキャノン、腕のミサイル?と攻めきることに重きを置いた装備のようです。
でっかいブースターのようなものが付いてますね。これで大出力のブーストを行い、重装備でも戦場を駆けることができるんでしょうか。
公式サイトで公開されてるのはここまで。個人的には結構好きなので、本放送を楽しみに待ちたいと思います。
戦闘シーンが確認できるPV2:
リヴィジョンズ
放送日:1月9日
キャッチコピー:僕たちは、300年前から壊れていたーー。
特記事項:ギアス・ガンソードの谷口悟朗最新作
エガオノダイカより少し遅れての放送ですね。谷口悟朗作品の新作ということで期待しています。近年だと、アクティヴレイドやID‐0が好きです。キービジュを見たときはなんとなく「無限のリヴァイアス」っぽいなと思ってたんですけど、どうやら全然違う模様。
ストーリーが大変興味深いです。主人公の大介とその幼馴染たちは、「渋谷転送」という現象に巻き込まれ300年後の未来へ飛ばされてしまいます。wao。そこは荒廃した世界で、「リヴィジョンズ」という未来人と彼らが操る巨大な機械が支配していた…という導入です。

めっちゃ面白そうですやん。で、さらに面白いのが主人公の設定。過去に誘拐されたことがあり、その誘拐事件の恩人に言われた「いつか大変なことが起こる、みんなを守れるのはあなた」という言葉を信じ続けていること。
周りにはやべぇやつ扱いされてたみたいなんですけど、「渋谷転送」が発生して「俺がみんなを守る!」とハッスルしちゃってるみたい。

見知らぬ世界に跳ばされても能動的に動いてくれる主人公は見ていて気持ち良さそうなので嬉しいですね。あんまりワタワタされるとちょっとだるいので。
さて、じゃあどうやって戦うの?というと「ストリング・パペット」と呼ばれる人形兵器を使います。いい固有名詞だ。
メカニック
ロボット呼称:ストリング・パペット
公式サイトにメカニックの項がなかったのでPVから画像を取ってきました。
主人公機
ロボットというよりは、パワードスーツに近い感じですかね。白と青を基調にした爽やかなカラーリングはテムジンを想起させます。丸っこいボディなんかはアーハンのようでもあります。
特徴としては、パイロットの前面に扇形のモニターが展開されていることでしょうか。透明度が高いため視認性が高く、前方からの攻撃を防ぐ役割もありそうです。
肩から展開した羽のようなブースター、青を帯びた刀身、加速をつけた前のめりなポーズ。完璧です。
パッと見はマークジーベンみたいです。前面モニターはどの期待も共通みたいですね。
背面に個性が出てますね。個人的には一番右の機体が好きです。でっかい肩がセクシー。
今出てる情報はこんな感じ。主題歌もめちゃくちゃいいので、まずはPVを見てください。
TVアニメ「revisions リヴィジョンズ」本PV - YouTube
ULTRAMAN
放送日:4月1日
キャッチコピー:来たぞ、我らのーー。
特記事項:攻殻機動隊の神山監督、APPLESEEDの荒牧監督のタッグ作
待ってたぜ、このアニメ化をよぉ…!初代ウルトラマンから40年後を舞台にした作品で、父からウルトラマン因子を受け継いだ進次郎がパワードスーツを装着して戦います。
メカニック
ULTRAMAN
ウルトラマンの原型を崩すことなく工学的でスタイリッシュなデザインになっているのはさすがラインバレルの下山さんだなと。
全身に関しては、「鋼の筋肉」とでも形容すべきでしょうか。ステンレスを思わせる重厚な質感が「鋼」を強調します。
一番特徴的なのはマスク部分でしょうね。特に細目は、モチーフとなったウルトラマンからかけ離れています。ウルトラマンの目はどこか優しさを感じる温かなデザインでしたが、こちらは違う。
シュッとした目は不屈の意思を感じさせ、底知れぬ恐怖・冷淡さすら感じます。これが工学的デザインと相まってピタッとはまってくる。角度によってはヒロイックだったり、鬼のような異形にも見える。その場面に応じた「決意」を表しているように思います。

Netflix独占配信とのことですので、気になる方はお気を付けを。とにかくPVを見てください。スーツ装着シーンがかっこよすぎるので…SEも最高なんで…。
アニメ『ULTRAMAN』2019年4月1日 Netflixにて世界同時独占配信決定! Animation PV - YouTube
コードギアス 復活のルルーシュ
放送日:2月9日
亡国のアキトが終わり、次はオズのアニメ化かな?と思っていたら復活を果たしたルルーシュさん。最近はよく異世界に出張してますね。
ゼロレクイエム後の平和な世界を舞台に、再び戦いが繰り広げられるようです。注目はゼロとなったスザクでしょうかね。あと何といってもC.C。新衣装めっちゃかわいいよね。俺はそれだけで大満足だよ。
メカニック
ランスロット
基本的にはアルビオンと変わらないですね。ただ、左肩の主張が激しい。今までより「皇族」って感じのデザインです。
ハドロンの色変わってる?前からこんなかんじでしたっけ。なんにせよ、また変態軌道を見せてくれることに期待。
紅蓮
すっげえゴテゴテしてる。腕をはじめとしてトゲトゲした部分が多く、赤黒いカラーと相まって悪魔のような印象を受けます。これはこれでありだなぁ。
おなじみ輻射波動機構もあるみたい。このポーズいいですよねぇ。ロボットが手を前に突き出す構図が好きなんですけど、紅蓮は輻射波動のギミックも相まって最高にかっこいい。
2月公開ということでまだ情報が少ないですね。ナイトメアフレーム戦はもちろん、劇場の大きなスクリーンで見るC.Cが楽しみです。
C.Cを見よう!
2019年2月9日公開『コードギアス 復活のルルーシュ』劇場予告編 第2弾(90秒) - YouTube
蒼穹のファフナー THE BEYOND
放送日:2019年より順次
特記事項:完全新作12話
まさかの劇場12部作となったファフナー。OVAを劇場で流すようなイメージでいいんでしょうか。シナリオについてはもう全然わからなくなってしまったので、ロボットを見ていきます。そのロボット名もエグゾダスからはよくわかってないですが…。
シックな黒が派手すぎない落ち着いた印象の機体。尖った爪で切り裂く近距離タイプでしょうか?頭部が青く発光しているのが好きです。
エグゾダスでもめちゃくちゃなシールド展開をしてましたが、今回も大変なことに。それにしても、一期のころからは信じられない規模ですよねぇ。ハンドガンで頑張ってた序盤が嘘のようです。HAEの戦闘に感動したのも懐かしい。
こういう構図大好き。これはマークジーベンで合ってますかね?カラーリングを含めた機体のデザインが好きですし、真矢ちゃんも大好き。もう1期でランナーズハイになっていた、あの頃の真矢ちゃんは見れないんでしょうか。どんどん修羅の道を行ってるようで…辛い。
公開日未定とのことで、まだまだ時間があります。この間にエグゾダスを見返しといたほうがいいかも。もう全然理解できてないよ…。
戦闘シーンを確認できるPVはこちら。
アニメ「蒼穹のファフナー THE BEYOND」 PV - YouTube
そんなわけで、2019年ロボアニメ集でした。全体の本数・完全新作も少ないですがこれから増えることに期待したいです。