TGSから1週間、そろそろ興奮も冷めてきたころですがこれに触れないわけにはいかないでしょう。
バンナムが発表した完全新規大作SF「SYNDUALITY(シンデュアリティ)」です。
概要
シンデュアリティは「人とAIの"すれ違い"」をテーマにしたバンナムが贈る新規SFプロジェクトです。
TGSで発表されましたが、ゲームとアニメで同時展開し、前者は前日譚、後者は後日譚を描くそうです。
また、ホビー展開も行っていくとしており、すでにアニメ版メイン機体「デイジーオーガ」のプラモデル化が決定しています。
ゲーム版のジャンルはTPSとなっています。
クレイドルコフィンと呼称されるロボットで地上を駆け回るシューターになっています。
プレイ人数は未定と書いてありますが、公式サイトには「PvPvEシューターゲーム」と記載があるので、複数人で遊べるゲームになるのではないでしょうか。
PvPvEというのは「対人戦もあるけどモンスターのような敵(CPU)との戦いもある」というゲームジャンルみたいです。
PvPはストリートファイター、PvEはモンハンをイメージすればいいと思います。
PvPvEはこの2つが合わさっているわけですから…リュウと春麗が戦いつつも、その道中でリオレウスとの戦いも発生しうる、みたいなことですかね。
PvPvEに詳しい人、間違ってたら教えてください。
世界観
以下、公式サイトの文章を引用します。
世界観
西暦 2099 年。
地上に降り注いだ青い猛毒の雨≪ブルーシスト≫。
その雨が何週間も降り続けた災厄。通称≪新月の涙≫によって、世界人口の92%が喪失。
残された人類は地上を捨て、地下に都市国家≪アメイジア≫を建設した。
西暦2222年。
持続可能な幸福を追求し、栄華を極めたアメイジアは、
しかし、原因不明の事故により一夜にして崩壊に至る。
それから少しの時間が流れ…
≪AO結晶≫を求める≪ドリフター≫であるあなたは、
二足歩行メカ≪クレイドルコフィン≫で
危険な地上を駆けずり回る日々を送っていた。
その背中を守る無二のパートナー。≪メイガス≫と共に。
厨二病感が満載ですね。
ちょっと聞きなれない固有名詞が多くて一度に咀嚼しきれないと思うので、改めてポイントを整理します。
ポイント
・青い猛毒の雨「ブルーシスト」が地上に何週間も降り続けた
・この災厄は「新月の涙」と呼ばれ、世界人口の92%が喪失した
・人類は地上を捨て、地下に「アメイジア」という都市国家を建設
・栄華を極めたアメイジアだが、原因不明の事故で一夜にして崩壊
・新時代のエネルギー「AO結晶」を求めて、主人公はロボットで駆け回る
こんな感じですかね。
もうね、わかりにくいよ!
厨二病感を前面に出したいんだと思うけど、正直とっつきにくさは感じちゃいましたね。
シリーズ物ならともかく新規作品なんで、最初に「?」ってなるともういいやってなりがち。
ゲーム公式Twitterでは情報の補足をしてるので、気になる方はチェックがおすすめです。
シンデュアリティに期待する理由
ここからは、私がシンデュアリティに期待している理由をお話していきます。
バンナムの完全新規ロボゲー
まず、バンナムの完全新規ロボゲーというだけで期待せざるを得ません。
よく考えてください。
バンナムといえば、ガンダムゲーやスパロボを何十年も作り続けてきたロボゲー界の大御所とも言える存在です。
そんなバンナムが完全新規でロボットゲームを作る…これで期待するなというのは無理でしょう。
スパロボでおなじみの寺田PもTwitterで期待している旨をツイートしています。
Syn Duality、BNEさんのオリジナルロボット物ということで、ユーザーとして楽しみにしております! >RT
— 寺田貴信/Takanobu_Terada (@TakanobuTerada) September 13, 2022
ゲームとアニメのメディアミックス
冒頭でお話しした通り、本作はゲームとアニメのメディアミックス展開をしていきます。
新規タイトルでゲームとアニメの同時展開をしていくということで、かなり気合が入っていそうですよね。
プロジェクトとしての予算が分散されてゲームもアニメも中途半端なクオリティ…ということにならないでほしいですが、今は素直に応援したいですね。
キャラデザ、メカデザが好み
私がこの作品を推す最も大きな理由がこれです。
キャラデザもメカデザも好みなんですよね。
キャラクター原案はFALSLANDERで有名なneco氏が手掛けており、美しくもカッコいいデザインとなっています。
FALSLANDERシリーズよりスケールフィギュア第一弾「SAMURAI」がご予約開始となりました。
受注締切は2月9日(水)21時までとなります、宜しくお願い致します。#figma #FALSLANDERhttps://t.co/k03yxBwbP9 pic.twitter.com/m5GI1DrQwA— neco (@neco_person) December 21, 2021

ゲーム版

アニメ版
どっちもかわいいですよね。
ポータルサイトで二人が向き合ってる画像が好きなんですよねぇ。
クレイドルコフィンデザインの原案は鉄血のオルフェンズや水星の魔女、星と翼のパラドクスの形部一平さんです。

主題歌も最高だったけど操作が難しすぎた… ヒカリちゃんとのタッチ体験は忘れられないよ
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行こう、ヒーロー!「星と翼のパラドクス」 プレイ感想
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ゲーム版

アニメ版
このメカデザ、ちょっとウサギっぽさがあって表情がないけど愛嬌を感じて好きなんですよね。
特にゲーム版のボウイラビットはハイカラな配色も相まって好みですね。
PVを見るにローラーダッシュもするみたいですし、今から動かすのが楽しみですね。
まとめ
今回はバンナムの新規大作SF「SYNDUALITY(シンデュアリティ)」に期待する理由を紹介しました。
まだPVを見ていない方は是非そちらもチェックしてくださいね。