今回は6月3日発売「有翼のフロイライン」をレビューしていきますが、まずは一言言わせてください。
このゲーム、最高です。
美少女×メカにロマンを感じる人は間違いなく買いの作品となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
動画版
この記事の動画版です。
動画前提でやってたので、すいませんがブログよりこっちを見てください!
興味はあるけど買うまではなぁとか、実際にプレイした人の感想が知りたいという人のために、この作品の魅力をギュッと凝縮してお伝えしていきます。
それでは早速、いってみましょう。
そもそもこのゲーム何?って人も多いと思うので、簡単に説明します。
有翼のフロイラインとは、正体不明の敵勢力「ブランカー」から人類を守るため「フロイライン」として戦いを繰り広げるハイスピード3Dシューティングです。
要するに、美少女がパワードスーツを装備して謎の敵と戦うという王道中の王道を攻めたものになっています。
このパワードスーツというのが機械の翼「ヘルトシステム」と呼ばれるものです。
このヘルトシステムがなければ人類はブランカーに対抗できません。
ただし、誰でも装備できるわけではなく、適性がないといけません。
そしてこの適正はなぜか女性にしか出ていません。
ありがとうございます。
まあ世界観の話はこれくらいにして、みなさんが気になるのはこれですよね。
戦闘は面白いの?
ここですよ。
発売前からアーマードコアっぽいとか一部で言われてましたが、実際のところはどうなのか?
約2時間プレイしての感想を映像と共にお伝えしていきます。
※ここはどうしても映像で見てもらわないと伝わらないので、動画のリンク貼っときます。
それでは実際の映像を流しながらこの作品の魅力について語っていきます。
まずはなんといっても戦闘ですね。
ブーストダッシュで青空を駆け抜ける爽快感が堪りません。
そしてマルチロックで敵を殲滅する快感!
これは映像で見ないとわからないと思うので、20秒ほどのハイライトを用意させていただきました。
それではご覧ください。
どうですか?
めちゃくちゃ気持ち良くないですか?
まずね、大型戦艦が空に浮かんでるわけですよ。
で、戦艦ってよくわからん兵装がいっぱいついてるじゃないですか。
キャノン砲だのバルカンだの、そういった兵装が大量についてるわけです。
それらを一気にマルチロックできちゃうんですよ。
まずこれがたまらない。
そしてこのマルチロックする時の音が何十にも重なって、それが気持ちいいのなんのって。
だってそうでしょう?
皆さんもガンダムとかマクロス好きですよね?
そこでスーパーパイロットたちが目をぎょろぎょろしながらマルチロックしていくわけです。
あれが再現できちゃうんだからそりゃたまらんですよ。
そして一斉発射と同時にダッシュ!
速攻で敵戦艦に取りついて0距離でぶちかます!
この砲撃の音も重みを感じるものになっていてちゃんと重い一撃を喰らわせてるんだなぁというのが実感できます。
ここがこのゲームのすごくいいところなんですけど、敵機を撃墜するとスロー演出が入るんですよ。
これがね、たまらん!
高速戦闘の最中、一瞬だけスローになる世界。
敵機を撃墜したエースパイロット、俺。
酔いしれる…!
俺、今この瞬間、輝いてる。
そうやって悦に浸れるの!
そして颯爽とブーストダッシュで次の戦場へ駆けていく!
この繰り返しがたまらなく気持ちいい。
兵装については何種類か用意されていてブリーフィング画面で変更することができるんですが、ここも気が利いてるんですよ。
この作品はミッション形式で話が進んでいくんですが、そのミッションごとに最適な兵装の組み合わせっていうのを用意してくれるんですよね。
これはありがたいですよね。
まだゲームを始めたばかりで右も左もわからない状態なので「これを使っておけばいいよ」と道を示してくれるのは親切です。
例えるなら、ロボットアニメに出てくる優しい先輩みたいな感じですね。
もちろん最初から自分で好きな並走を選択して遊ぶこともできます。
この自由度の高さ、遊び方を選ばせてくれるのはストレスがなくていいですね。
というわけで早速兵装を変えて新たなステージに挑戦してみましょう。
今回はホーミングレーザーと遠距離ライフルを担いでやってきました。
もうホーミングレーザーって、名前だけで痺れるでしょ?
そういうツボもしっかり押さえてるんですよ。
今回の敵は結構素早いやつもいるんですけど、こいつをホーミングレーザーで追尾しつつ、自分は急接近しつつライフルをズドンズドン。
まるで一流スナイパーになったかのような錯覚を味わうことができて、このロールプレイしてる感が魅力の一つですね。
さて、ここまでのプレイを見ていただいて気が付いたかもしれませんが、UIがめちゃくちゃスタイリッシュなんですよね。
エースコンバットみたいに、機体の高度とかブーストゲージ、あとは兵装なんかが違和感なくスッキリと表示されています。
このバランス感覚がすごくいいんですよね。
このゲームって、3Dシューティングという特性上、スコアとか経過時間とか兵装の残弾数とか。
そういった画面に表示しなければいけない要素がたくさんあるんですよ。
だから下手すれば情報量が多すぎて画面がごちゃごちゃになるんですけど、そこを過不足なくまとめあげ、さらにデザインの妨げにならないように、むしろより没入感を高めるように設定されているのが素晴らしいんですよ。
やっぱりUIって一番長く見るところなんで、そこがビシッとこだわりを持って作られてるとプレイしててアガるんですよね。
あとこだわりといえばここも外せません。
これは兵装選択画面なんですが、よく見ると部隊章が入ってたり、戦いの歴史を感じさせる傷が入ってるんですよね。
こういう細かいところで、遊び心と本物感というのが表現されています。
これってやっぱりすごく良くて、作り手がこだわりを持って作ってるんだなっていうのが伝わってきますし、世界観がより鮮明になっていきますよね。
では、少し語りすぎてしまったところで、また戦闘に戻って行きましょう。
今度のステージは、海上に浮かぶ謎の建物です。
どうです?
こういうのって、よくわからないけどワクワクしますよね?
男の子はね、好きなんですよ。
なんかの儀式に使われそうな、ちょっと非現実的な建物が。
皆さんもそそられたでしょ?
じゃあちょっと見ていきましょうよ。
青い空、青い海、青いメカ!
役満ですよ!
これでテンションの上がらないやつは男じゃない!
そしてそんなテンションをさらに高めてくれるのが気合の入った楽曲です!
これね、とにかくBGMがぶちアガるんですよ!
アクティブでボルテージの上がるテンションでありながらも清涼感のある美しいメロディなんですよ。
非常に爽快感があって、この作品にマッチしています。
うっかり忘れがちなんですけど、このゲーム、インディーゲームなんですよ。
それにも関わらず、楽曲の一部には合唱が盛り込まれていたり多重バイオリンなどもあるんですよ。
本当にいいんですか?
これはインディーゲームじゃないんですか?
ここまで楽曲に気合入れてるインディーゲーム、中々ないですよ。
というか、オープニング曲も主人公役である安野希世乃さんのボーカル曲ですからね。
ロボットアニメ好きならお馴染み、マクロスΔのカナメさんですよ。
これ全国のメッサー君が立ちあがっちゃいますねぇ。
というわけで、マクロスデルタの海上デートをイメージした映像を用意したので、少しの間BGMをお楽しみください。
どうです?すごくいいでしょ?
この他にも素晴らしい楽曲がたくさんあるんですが、それらの一部は有翼のフロイラインサントラ視聴動画から聞くことができます。
さて、もう散々この作品の魅力を語ってきましたが、ここに触れないわけにはいきません。
キャラクターについてです。
ここから先は冒頭のストーリーのネタバレを若干挟みますので、少しもネタバレを喰らいたくないという人は動画を閉じてください。
それではいきますよ。
ストーリーは、主人公であるクラーラとエーリカという2人のヒロインに焦点を当てたものになっています。
クラーラは家族の家計を助けるために軍に応募したという優しく明るく巨乳な女の子です。
軍とは言っても、本当は炊事がかりとかに応募してたんです。
ただ、フロイラインになるために必要な「ヘルトシステム」への適正が非常に高かったことから、戦場に身を置くことになります。
そんな彼女を待ち受けていたのがこのエーリカというキャラクターです。
このエーリカを一言で表すと「ド直球ストレートクール巨乳」です。
きましたねぇ。
ロボットアニメには欠かせないちょっと嫌そうなやつ!
言葉を選ばないから最初の印象がめちゃくちゃ悪くて主人公とギクシャクする系のアレですよ。
このエーリカも例に漏れずそのタイプです。
エーリカは元から軍属なので、クラーラの実力を認めてはいるものの能天気な性格などを認めきれないんですよね。
ただ、こういうヒロインは最終的に主人公のこと大好きになるのが定番ですよね?
安心してください、エーリカもそのタイプです。
その証拠にこちらをご覧ください。
ニコニコしてるでしょ〜?
さっきまでバチバチになって「あのクラーラとかいうやつこの仕事向いてないっすわ」みたいなこと言ってたのに、たった数十分の間にこれですわ。
しかもお花畑ですからね?
もう完全にマブダチですよ。
即落ちです。
そんなこんなで仲良くやってると、新人が入ってくるんですね。
合計三人、全員巨乳。
多分フロイラインになるためには巨乳じゃないといけないんでしょうね。
だってこのゲーム巨乳しか出てこないんだもん。
というか、開発陣はおっぱい大好きだと思うんですよね。
だって見てくださいよこのおっぱいでできた服のシワ!
これは大事!おっぱいをおっぱいたらしめるのがこのシワなんですよ!
おっぱいキャラはこのシワのために存在していると言っても過言ではないそれくらいおっぱいなんですよ!
話を戻しますけど、新人が入ってきた彼女たちのチーム「アーベント・フリューゲル」まあ長いからチームおっぱいと呼びますけども、このチームおっぱいは家族のような部隊なんですよ。
例えば、主人公クラーラの誕生日が近いらしいって聞いたらみんなでそれをお祝いする。
そういう暖かさがこのチームおっぱいにはあるんですね。
ただ、誕生日の前日に作戦が入ってしまって…
おっと、ここから先はあなた自身の目で確かめてください。
さて、ここまで有翼のフロイラインの魅力について解説していきました。
今回の解説を聞いて興味を持ったって人、正直多いんじゃないですか?
このゲーム、実はまだ隠し球を持ってるんですよ。
でもその話をする前に、一つ気になるところがありますよね。
そう、値段です。
戦闘が面白い、音楽も素晴らしい、キャラクターも可愛らしいし、開発陣のこだわりもヒシヒシと感じる。
でもね、ゆうてもよ、お高いんでしょ?って思いません?
だって声優さんも雇ってるし、こんだけ豪華な作りしてるんですよ。
面白そうだけど流石に高いと手を出せないかなぁ……
3000円!
なんとたったの3000円!
ワオ!ファンタスティック!
これだけ魅力的なゲームが3000円で遊べちゃう!
買わない理由がないでしょう?
さらにですね、このゲーム、限定盤が存在するんですよ。
この限定版にはサントラとかビジュアルブックとか色々入ってるんですけど、その中に美樹本さんの描き下ろし複製原画が入ってるんですよね。
…ん?
美樹本さん?
えーっと…美樹本さんってことは…
えぇ!?
あのマクロスやメガゾーンで有名な、美樹本晴彦先生の描き下ろしイラストが入ってるんですかぁ!?
ちょっと待ってよ〜それは聞いてないよ〜
あの美樹本先生ですよ?
それがどうしてこのゲームのためだけにイラストを描き下ろしてるんですか!?
いったいなんなんですかこのインディーゲームは!?
兎にも角にも、そのイラストというのを少しだけ拝ませてもらおうじゃありませんか!
うわエッロ…
どエロいわぁ…
クラーラの表情がエロすぎる…!
どうして美樹本先生の描く美少女はこんなにえっちなの???
これはたまらん一枚ですよ。
もうね、これは超時空エロエロ要塞ですよ。
買いましょう。
というわけで、期待のインディーゲーム「有翼のフロイライン」のファーストインプレッションでした。
美少女×メカに抵抗がなければ総じてオススメできるものになっていますので、ぜひチェックしてみてください。