スパロボDDが発表された時、こんな意見がありました。
「サプライズでデビルマン?”ロボット”大戦なんだからサプライズとかおかしくね?ちゃんとロボット出せよ。」
スパロボJの頃からテッカマンブレードとかいたよね…というのは置いといて。
彼のように、デビルマンやヤマトなどロボアニメ以外の作品がスパロボに参戦するのを嫌う人は一定数います。
しかし、シリーズが続いていくためには差別化が…サプライズが必要だと思います。
これはスパロボだけでなく、音ゲーも同じことのようです。
攻めた選曲のD4DJ
最近リリースされた音ゲー「D4DJ」は、DJをテーマにしています。
この音ゲー、DJがテーマというだけで一風変わっていますが、さらに他とは一線を画す選曲をしているんです。
それが下記。
楽曲
- 徹子の部屋のテーマ
- メイン・タイトル(世にも奇妙な物語)
- パワー・ホール(長州力の入場曲)
- 呼び込み君 No.4(スーパーでよく流れてるやつ)
どうでしょう。
普通、音ゲーと言ったらJ-POPやアニソン、ゲームミュージックを収録するものですよね。
しかし、D4DJは徹子の部屋のテーマなど「それを収録するの!?しかもDJアレンジ!?」というサプライズ感満載な選曲をしています。
2020年11月現在、音ゲーはアプリだけに絞っても100タイトル以上が存在しているので、こうした差別化で話題を集めることは重要だと思います。
サプライズによる効果
本当にサプライズが話題性を集めるのに効果があるのか?という話ですが、これは明確に効果があると思います。
実際、D4DJが徹子の部屋のテーマを実装すると発表した際のツイートは1万RT、2万いいねが付きました。
💿追加インスト発表💿
今年秋配信予定の「D4DJ Groovy Mix」のリズムゲームパートで遊べる楽曲を4曲追加発表🎉#グルミク には、歌有りのカバー曲だけでなく誰もが知っている名作ドラマやゲームのBGMなど幅広いジャンルの楽曲も多数収録予定です🎵
詳細👉https://t.co/NjauKu0LFJ#D4DJ #グルミク pic.twitter.com/3ceLMUMFjy— D4DJ Groovy Mix( #グルミク )公式 (@D4DJ_gm) April 26, 2020
また、リプライ欄を見ると徹子の部屋のテーマについてのリプライが多いです。
これにより、D4DJの名前がSNS上で拡散され、知名度アップに貢献しています。
最近、スパクロでも似たようなことがありました。
ぼくらの参戦を発表した際のツイートです。
スパクロに期間限定で「ぼくらの」の参戦が決定! https://t.co/uGAx7lh1uI #スパクロ #スパロボ pic.twitter.com/CIpE3t8j0Z
— スーパーロボット大戦X-Ω公式 (@srw_xomg) October 12, 2020
スパクロの期間限定作品発表で6000RTを超えているのは、ぼくらのとミンキーモモのみです。
ぼくらのは長い間スパロボ参戦不可能と言われてきました。
そんな作品が参戦するというのは大きなサプライズであり、SNSでの拡散に期待できます。
実際、スパクロ公式のぼくらの参戦ツイートは6000RTを記録しています。
スパクロ公式のツイートで6000RTを超えているのは、ぼくらの参戦を除けばミンキーモモの参戦とハマーン&ミンキーモモのツーショットが写ったもののみです。
ツイートによるフォロワー数やアプリDL数の推移は確認できませんが、少なくともスパクロの知名度貢献に向上し、未プレイ者の関心を引き付ける効果はあったと思われます。
シリーズが続いていくには、常に新しい層を取り入れる必要があります。
そのためには今までの購買層とは違うところにリーチする必要があり、サプライズ参戦は効果的だと思われます。
今後もこの流れは止まらないと思うので、さらなるサプライズは続いていくでしょうね。